Anjelica
様からお題を拝借しました
青春疾走中#10(3Z設定)
*01 悪役オールスターズ(高杉+沖田+土方)
*02 寝ない子だれだ(3Z男子+銀八)
*03 約束破り(神楽+新八+銀八)
*04 享楽主義(新八+銀八。03の続き)
*05 素直にごめんなさい(銀八)
*06 言い訳は最後の切り札(坂本×銀八+高杉)
*07 理性に捕らわれて(坂銀前提、銀八←土方+沖田
*08 優等生と劣等生(桂+高杉+銀八)
*09 楽しければ良いじゃない(高杉+銀八)
*10 またヨロシク!(坂銀)
+01 悪役オールスターズ(高杉+沖田+土方)
「体育の時間にこっそりカスタードクリームに変えておくってのはどうよ?」
「あぁ、確かに見た目は似てるからひっかかるかもですが、多分甘い匂いでばれまさァ」
「んじゃ、半分はちゃんとマヨにしておくとか。想像しただけでも気持ち悪くねえか?」
「いやいや、奴ァデザートにもマヨをかける生き物ですぜィ?マヨさえかかってりゃ何だってたいらげまさァ」
「ゲェ。そんな化け物みたいな味覚している奴が銀以外にいるたぁ思わなかったぜ。あー、んじゃエロいグラビアでマヨを包装して机の上に置いておくとか」
「そんなんで慌てふためくような可愛げが野郎にあるかどうか・・・」
「ねぇだろうなぁ。もうシンプルに奴の持ってるマヨネーズのキャップと言うキャップを隠しておいてやるとか」
「おー、地味かつ陰険だけど効果はありそうでさァ。さすが高杉の旦那。嫌がらせにかけちゃ天下一品でさァ」
「いやいや、お前も捨てたもんじゃないぜ?じゃあ早速」
「いや、早速も何もさっきからここにいるからな?俺」
「何だ、いたのか。寧ろ息をしてたのか」
「黙ってみてるなんて悪趣味ってもんだぜィ?土方さん」
「悪趣味なのはてめえらの脳味噌だ!この悪役コンビ!」
しまった、坂本と万斉を出し忘れた(そこか)沖田と高杉は気が合うと思う
+02 寝ない子だれだ(3Z男子+銀八)
「おい、テメーらもう就寝時間だぞ。さっさと寝ろ〜」
「先生ー、ちょうどいいや。枕投げしよーぜ」
「近藤〜。お前は明日清水寺の前に耳鼻科に行け〜」
「先生〜、枕投げもしない修学旅行なんて修学旅行に来た気がしませんぜィ。俺ァ公然と土方さんの顔面に枕をぶつけられんのを楽しみにしてたんですぜィ?」
「そうかー、じゃあさっさと済ませろ〜。そこにある電話帳なんかいいんじゃねーか?一発でしとめろよー。後くれぐれも旅館の備品を壊すんじゃねーぞ」
「先生ー、それはもはや枕投げじゃありません。あと総吾。マジで投げようとすんな」
「つーか、もう寝なくてもいいから電気を消して猥談でもしてろよお前ら。修学旅行における猥談は友情を深めるための儀式だろーが」
「ちょっとぉぉぉ!先生自ら勧める話題がそれぇぇぇ?」
「るっせーな、別に好きだろ?お前ら思春期真っ最中なんだし。ぶっちゃけ、お前らが布団に入らねぇと俺が学年主任に怒られるんだよ」
「あんたの都合かいぃぃぃ!!」
猥談は修学旅行の定番です。
+03 約束破り(神楽+新八+銀八)
「あ!新八、また銀ちゃん先生がこっそり甘いものを食べてるアル!あ、逃げた!」
「ちょっとあんたァァ!この間医者に甘いもの止められたばっかでしょぉぉぉ!っつーか先生が廊下を走んなァァァ!」
+04 享楽主義(新八+銀八。03の続き)
「たった一度の人生だぜ?楽しまないでどうするよ?」
「だからって大人が。それも先生が体壊すほど甘いものたべてどうするんですか」
反面教師銀八。そしてこっちの世界でも面倒見のいい新八
+05 素直にごめんなさい(銀八)
悪いことをしたら、素直に謝る。
簡単なようで、大人になるに連れだんだんと難しくなるこの行為をこの年になっても出来る辺り、決して根は悪くないのだろう。それは、わかってる。
わかっているのだが。
「神楽!近藤!高杉!沖田!俺の授業では寝るんじゃねえって言ってるだろーが!オメーら謝ればいいと思ってんのか?思ってんだろ!俺だってだるいんだから起きてるふりぐらいの努力は見せろォォォ!!」
「「「「すみませ〜ん」」」」
たまには教師っぽい銀八
+06 言い訳は最後の切り札(坂本×銀八+高杉)
先生と生徒だとか。
男同士だとか。
問題自体はそれこそ山のようにある。だけどそれでも。
「仕方ないろーう?だって僕はおんしに惚れちゅうんやき」
こいつの言い訳にもなっていない、この言葉にほだされちまうくらいには俺もこの毛もじゃのクソガキに惚れてるわけで。
しょうがねえなぁと言いながら、俺達は今日もキスをした。
「って、鍵かけ忘れてんぞー。そこのモジャ二人〜」
「いや、それをわかってて入ってくんじゃねーよ馬鹿杉!」
「あっはっは。油断しちょったぜよ。高杉でよかったちや」
思い出したように坂銀。高杉は基本的にお邪魔虫
+07 理性に捕らわれて(坂銀前提、銀八←土方+沖田)
「アンタぁ本命に対して臆病になりすぎじゃねぇですかィ」
「何が言いてぇ」
「いやあ、告白すべきか悩んでいるうちに掻っ攫われるなんて土方さんはやっぱりヘタレだったんだなーと改めて確信しただけですぜィ」
「よし総悟、テメェ殴られてぇんだな?殴られたいんだろ?殴ってやるからソコに直れ」
「嫌ですよ。ごめんこうむります。それにしても男とか、女とかそんなに大事なことですかねィ」
「大事だろ普通」
「言わなかったこと、後悔してるくせに」
「・・・」
「わざわざ茨道突き進んでかっこつけて、傷ついてるなんてアンタ本当に馬鹿でさァ」
「・・・うっせー。いいんだよ、俺ぁ。あの人が笑ってんなら、それで」
「ふうん、ヘタレの見苦しい言い訳でさァ」
「なぁ、お前人の傷口えぐって楽しい?あまつさえ塩やら唐辛子とか塗って楽しんでやがるな?マジ殴るぞオイ」
「まぁ、せいぜい腐るなら近藤さんにわかんないとこでやってくだせぇ。あの人ァ人がいいからヘタレ相手に本気で心配するでしょうからねィ」
「わーってらぁ。つーかオメー、ホント容赦ねえな。サディスティック星の王子だな。傷口にハバネロ塗ってくんな。何か泣けてくるだろ」
「そうですかィ?そりゃあよかったですねェ」
アンタは涙もろいくせに理性の人だから。コレで思いっきり泣けるでしょう?
「まァ、でかいヤローの泣き姿なんてうっとおしいだけですがねィ」
「お前ホント、帰れ。星に」
土方はヘタレで可哀想というポジションが似合いすぎる
+08 優等生と劣等生(桂+高杉+銀八)
「高杉、俺はお前が嫌いだ。昔も今もな」
「・・・」
「だが、仲間だと思っている。昔も今もだ」
「・・・・・・フッ、何を言ってやがる。とんだ迷惑だ。俺は帰るぜ」
「高杉!!待て貴様!!」
「お前も今週は掃除当番だろうがァァァ!堂々と帰るとはそれでも侍かァァァ!」
「うるせー、んなもんお前みたいな優等生がやっておけやァァァ!」
「つーか、高校生の癖にモップでちゃんばらすんなお前ら」
幼馴染二人は基本的に仲が悪いくらいでいい
+09 楽しければ良いじゃない(高杉+銀八)
問1 舞姫の作者は誰か
A これ書けたら何かオタクと思われそうだからパス。
問5 男は何故女性をおいていったのか述べよ
A 体に飽きたかめんどくさくなったんだろ。
「って、絶対わざとふざけてやがんなあの野郎!!テストの意味わかってんのか!」
銀八はボールペンをぶん投げた。
多分本気でおちょくっているに違いない高杉
+10 またヨロシク!(坂銀?)
「先生ー、そろそろいぬるんにかぁーらん?原チャリば乗せてくれ」
「あぁ?オメー俺が珍しく仕事中なのが見えねーのか」
「あ、この間のテストの答えあわせなが?何で眉間に皺を寄せちゅうが?ほがーに出来が悪かったがかぇ?」
「おー、さっきから頭痛がしてきてるよ先生は。あー、待ってんならオメーちょっと購買でいちご牛乳買ってこい。一杯飲まなきゃやてらんねぇよ先生」
「まっことなが?ワシァ、今回の出来はほがーに悪くなかったと思うのやけど」
「オメーと沖田以外はたいして出来てねえんだよ。つかオメー、馬鹿の癖にテストは出来るよなー」
「アッハッハ、先生。国語教師の癖に日本語おかしいぜよ」
「おかしくねーよ。事実だろうが。そして、何で高杉は馬鹿じゃねえ癖にテストでふざけるんだ」
「あー・・・開始15分で寝ちゅう。大方、前の晩にドラクエでもして徹夜をしよったがろう」
「ありそうだなオイ。つうか、普通に追試なんだよね〜高杉」
「ん、あぁ、そうなが。ほき?」
「原チャリのせてやるから、またあいつの家庭教師してやって?」
「うわぁ、めんどうやか」
「よろしく!大丈夫、あいつ馬鹿ではねーから」
「うわぁ、爽やかに押し付けちゅうよ。この教師」
とかいいながら、その嬉しそうな面は何なんだコラ。
結局は坂本は銀さんに頼られるのが嬉しいと言う話
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