サカミズで覚える和とじ本の作り方









水谷「栄口〜、何してんの?」
栄口「んー、図書委員の仕事。もうすぐ文化祭だろ?コレ作って販売するんだってさ」
水谷「へー・・・何コレ?」
栄口「和とじ本。っていっても中身白紙だから和とじメモっつったほうがいいかな」
水谷「ふーん、うちの図書委員ってかわったことすんだなー。って言うか此処につみあがってんのひょっとして栄口のノルマ?」
栄口「そ、だから昼休みのうちに少しでもやっておこうとね」
水谷「ふーん、じゃあオレも手伝おっか?」
栄口「え、いいよ。そんなん悪いし」
水谷「いーって、いーって、オレ普段栄口に迷惑かけまくってんじゃん?こんなときくらい手伝わせてよ」
栄口「んー、じゃ悪いけど頼むな?」
水谷「おっけー!ばっちこーい。んで、オレまず何すりゃいい?」


手順1、糸を通す穴を開ける。

栄口「A5(レポート用紙の半分の大きさ)サイズだから、このくらいでちょうどいいはずだからさ」
水谷「あー、此処にある束がそう?」
栄口「そう、もう表紙と本文クリップでとめてあるからずれないよう気をつけて千枚通しで穴開けてくれる?」
水谷「わかったー。っと、その前に穴開けるとこ印しちゃった方がいいよな?栄口ペンと定規かして」
栄口「はい、これな」
水谷「サンキュー、あ、でも何かサイズ違うのもあるよ?」
栄口「あー、B5サイズのが混ざってた?そしたらそっちは両端のところを1.5じゃなくて2.5〜3センチにして三等分して。じゃないと開いたとき、がばがばになるから」
水谷「わかったー」


手順2糸の準備
水谷「終わったよー。他なんかやれっことある?」
栄口「ありがと、んー、じゃあそこにある刺繍糸切っておいてくれると助かる。長さは大体本の3倍くらいで」 水谷「わかった。色はー?」
栄口「水谷に任せる。それで、切ったら刺繍糸を半分に裂いておいて」
水谷「おー、任された。でも何で糸を半分にしておく訳?糸が太いんなら大きめに穴を開けておきゃ良いんじゃねーの?」
栄口「それだと仕上がりが汚くなるんだよ。だから綺麗に仕上げたい場合は面倒だけどこうしたほうが良いんだ」
水谷「へー、手間かかるなぁ」


手順3縫い方
それにしてもさー、栄口って凄いなー」
栄口「は?何が?」
水谷「えー、だってそんな複雑そうなの作れっしさー。オレ、こんなん絶対無理」
栄口「いや、手順を覚えれば簡単だよまず玉止めしないで何センチか糸を残した状態で@の穴に針で糸を通すだろ?」


栄口「んで、後はこの図のとおりに糸を通してって」

栄口「で、縫い終わったら糸を切って完成?基本穴に最初に通すときは外側にして波縫いだし。簡単だろ?」
水谷「いや、普通に結構ややこしいよ」
栄口「手順どおりやれば出来るって。と言うわけで、はい、これお礼」
水谷「ん?何このお菓子」
栄口「手伝ってもらったからそお礼、水谷のおかげで随分進んだからさ、本当有難うな?」









なんか、わかりづらい説明になっちゃってすみません(他にもっと突っ込むべきところはありますが、ありすぎるので気にしないで下さい)
それにしても、この水谷ほんとのアホみたいだ。まぁ、アホだけど(泉的に)






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